科学社会学会について

科学社会学会は、科学と技術と社会の間をつなぐ新たな知の開拓をめざして1988年にスタートした任意学術団体「科学・技術と社会の会(JASTS)」を前身とし、2012年に学会として再スタートすることになりました。それに伴い、1992年の創刊より20年間刊行してきた『年報 科学・技術・社会』も学術雑誌として拡充し、刊行されることになります。奇しくも、『年報 科学・技術・社会』が20巻目の刊行を迎えた2011年、東日本大震災・福島第一原発事故に遭遇することになりました。同誌を場に展開する学術活動が、後知恵の産出ではなく、これまでの学問と社会のあり方の見なおしにつながる成果を生み続けることを願っています。

*本学会は日本学術会議に認可された協力学術研究団体です。